製品・ソリューション

第194号:どのプラクティス領域を対象に改善を進めるか

2020年5月25日発行

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┃月刊 銀ノ弾丸★ディスパッチャー      ┏┛Optimizing     ┃
┃≪≪プロセス改善のためのCMMI活用≫≫   ┏┛Quantitatively Managed┃
┃                    ┏┛Defined         ┃
┃発行:(株)大和コンピューター     ┏┛Managed          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┛
マスク来ないんですけどー。
(SAM 2.1 供給者合意に明記された通りに供給者を監視し、合意を最新に保つ。)

CONTENTS
■どのプラクティス領域を対象に改善を進めるか


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■ピーアール
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『CMMI Institute公式 CMMI入門コース V2.0』
CMMI V2.0に関するCMMI Institute公式コースである「Foundations of 
Capability(能力の基礎)」と「Building Development Excellence(卓越した開発
力構築)」の2コースを組み合わせて提供するもので、CMMI V2.0のコアとなる要
素と開発の領域についての基礎をご紹介いたします。
日程:2020年 5月26日(火)~28日(木)の3日間
   2020年 6月17日(水)~19日(金)の3日間
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/introv2_0
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■ピーアール
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『CMMI Institute公式 CMMI入門コースv1.3』
システム・ソフトウェアエンジニアリングの管理者、エンジニア、アプレイザル
チームメンバ、プロセス改善担当者等の方々にCMMIの基礎となるコンセプトをご
紹介するコースです。
日程:2020年 6月17日(水)~19日(金)
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/introv1_3
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■ピーアール
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『CMMI Institute公式 CMMI V2.0アップグレードトレーニング』
CMMI V2.0モデル構造の主要コンポーネント、およびCMMI V1.3とCMMI V2.0の主
な違いについて説明します。
日程: 2020年 7月 8日(水)
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/v2_0upgrade
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■ピーアール
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大和コンピューターは、CMMI Instituteとのパートナ契約の下、公式のCMMIコー
スや、CMMIの成熟度レベルを判定するアプレイザル等のサービスをご提供してお
ります。

▼サービス事例
・組織のメンバにCMMIの概要を伝える、トレーニングコース
・現在のプロセスの改善の機会を明らかにする、ギャップ分析
・改善の機会に対する改善策の検討の参加
・標準プロセスや各種テンプレートの作成活動に対する支援
・御社にインストラクタを派遣して実施するCMMI Institute公式CMMI入門コース

皆様のニーズに柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽に下記までご連絡下
さい。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/inquiries
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■どのプラクティス領域を対象に改善を進めるか
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最近、「CMMIのレベル達成は目的にしないが、業界標準のモノサシであるCMMIで
現状の組織のプロセスを評価し、改善に結びつけたい」といったお問合せをいた
だくことが増えております。

世界的にはCMMIは広がりを見せており、中国を中心に年々アプレイザル数は増加
傾向にありますが、日本国内ではアプレイザルでのレベル達成より、CMMIを自社
の改善や人材育成のためにツールとして利用したい、というニーズが増えている
のでしょう。それもCMMIの一つの使い方なのだと思います。

しかし、レベル達成を目的にする場合と比べ、CMMIのどの範囲を対象に取り組む
のかわかりにくいのか、どういったアプローチで取り組むべきかとか、どのPAを
対象に実施していったらよいか、といったご相談をいただくことがあります。
 ※PA=V2.0の場合はプラクティス領域、V1.3の場合はプロセス領域

今回は、レベル達成ではなく純粋に改善を目的にCMMIを利用する場合、対象のPA
をどのように選んでいくのかについて、いくつかの方法をご紹介いたします。

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表現形式を選択する
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このメルマガ読者にはご存知の方も多いと思いますが、CMMIには段階表現と連続
表現という2つのプロセス改善のアプローチがありますので、あらためてご紹介
します。

段階表現は、成熟度レベルごとに対象とするPAが決まります。どこから手をつけ
て良いかわからない場合や、順番に改善を進めたい場合は、段階表現のアプロー
チで進めるのがよいです。

連続表現は、組織の課題や目標に応じて、柔軟にPAや取り組むレベルを選択する
ことができます。改善すべきプロセスや、CMMIのPAの関連性を把握できている場
合は、連続表現アプローチで進めるのがよいでしょう。

詳しく知りたい方は、弊社のHPにて2つの表現形式を解説しておりますので、よ
ろしければご参照ください。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/cmmi-representation

実はこの段階表現、連続表現といった表現形式はCMMI V1.3までのもので、V2.0
では用語自体が削除されております。とはいえ、V2.0では成熟度レベルは事前定
義されたモデルビューにて対象となるPAが決まりますし、能力度レベルは組織の
課題や目標に応じて柔軟にPAや取り組むレベルを選択しますので、表現形式の考
え方は形を変えて残っております。

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適用と移行ガイドを参考にする
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自分たちに合うPAを選択して活動を進めたいけど、どれを選ぶかピンと来ない方
は、CMMI Instituteが無料で公開しているCMMI V2.0 適用と移行ガイドの中で、
PA選択のポイントが紹介されていますので、そちらが参考になると思います。

CMMI Adoption and Transition Guidance
https://tinyurl.com/yahta4od
※ダウンロードするにはCMMI Instituteサイトのユーザー登録が必要です。

このガイドのステップ2 ESTABLISH OBJECTIVES(目標の確立)では、目標からPAを
選択する流れが紹介されています。
 1.事業の成功に最も重要な目標を特定する
 2.その目標を元に実績を改善する目標を設定し、優先づけする
 3.その改善目標に関連するCMMIのPAに狙いを定める

さらに、適用と移行ガイドのAppendix Cでは、一般的なビジネス上の問題、その
原因、およびそれらを改善するのに役立つと思われるPAの例がまとめられていま
すので、その一部をご紹介します。こういった例が20ケースほど挙げられていま
すので、皆さんの組織が抱える問題と照らし合わせると、取り組むべきPAの参考
にできるでしょう。

さらに、適用と移行ガイドのAppendix Cでは、一般的なビジネス上の問題、その
原因、およびそれらを改善するのに役立つと思われるPAの例が20ケースほどまと
められていますので、その一部をご紹介します。皆さんの組織が抱える問題と照
らし合わせると、取り組むべきPAが見つかるかもしれません。

 【問題】ソリューション(成果物やサービス)にコストがかかっている
 【原因】見積や計画が不十分
     金メッキされている(過剰である)
     多すぎるリワーク
     影響を理解せずに多くの変更や作業を受け入れてしまっている
     顧客ニーズの把握不足
 【役立つと思われるPA】
     見積もり(EST)、計画(PLAN)、監視と制御(MC)、
     要件の開発と管理(RDM)、リスクと機会の管理(RSK)、
     構成管理(CM)、決定分析と解決(DAR)
 
 【問題】低い生産性
 【原因】明確で反復可能なプロセスの欠如
     トレーニング不足
     説明責任が弱い
     不十分なインフラ
 【役立つと思われるPA】
     見積もり(EST)、計画(PLAN)、組織トレーニング(OT)、
     統治(GOV)、実装のインフラ(II)

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専門家に相談する
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上記のような方法で自分自身で対象PAを選ぶことが難しい場合は、やはりCMMIの
専門家に相談してみるのが早道でしょう。

適用と移行ガイド Appendix Dでは、CMMI Instituteのパートナー企業や個人が
CMMIサービスを提供していることや、そのアクセス方法が紹介されていますので、
幅広く専門家を探す場合はこちらを見てみるとよいでしょう。

もちろん、弊社でもCMMIのご相談はいつでも受け付けておりますので、どこから
プロセス改善を進めたらよいか不安な場合はいつでもご連絡ください。
                                (大久保)
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次号は6月25日配信予定です。

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CMMIおよびSCAMPIは、CMMI Instituteの登録商標です。
SEPGおよびIDEALは、カーネギーメロン大学のサービスマークです。
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