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第200号:PARS(CMMIアプレイザル結果の公開ページ)のデータが更新, CMMI V2.0 Performance Report Summary

2020年11月25日発行

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┃月刊 銀ノ弾丸★ディスパッチャー      ┏┛Optimizing     ┃
┃≪≪プロセス改善のためのCMMI活用≫≫   ┏┛Quantitatively Managed┃
┃                    ┏┛Defined         ┃
┃発行:(株)大和コンピューター     ┏┛Managed          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┛
ホテルの露天風呂に使い捨てのひげそりが落ちていた。夜の1時から4時までが
清掃時間で、翌朝に露天風呂に行くとまだひげそりはあった。
            (MC 3.3 課題を特定するために作業環境を監視する。)

CONTENTS
■PARS(CMMIアプレイザル結果の公開ページ)のデータが更新
■CMMI V2.0 Performance Report Summary


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■ピーアール
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『CMMI Institute公式 CMMI入門コース V2.0』
CMMI V2.0に関するCMMI Institute公式コースである「Foundations of
Capability(能力の基礎)」と「Building Development Excellence(卓越した開発
力構築)」の2コースを組み合わせて提供するもので、CMMI V2.0のコアとなる要
素と開発の領域についての基礎をご紹介いたします。
日程・場所
 2020年12月16日(水)~18日(金) 東京都港区(オンラインの可能性あり)
 2021年 1月 6日(水)~ 8日(金) オンライン
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/introv2_0
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■ピーアール
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大和コンピューターは、CMMI Instituteとのパートナ契約の下、公式のCMMIコー
スや、CMMIの成熟度レベルを判定するアプレイザル等のサービスをご提供してお
ります。

▼サービス事例
・組織のメンバにCMMIの概要を伝える、トレーニングコース
・現在のプロセスの改善の機会を明らかにする、ギャップ分析
・改善の機会に対する改善策の検討の参加
・標準プロセスや各種テンプレートの作成活動に対する支援
・御社にインストラクタを派遣して実施するCMMI Institute公式CMMI入門コース

皆様のニーズに柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽に下記までご連絡下
さい。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/inquiries
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■PARS(CMMIアプレイザル結果の公開ページ)のデータが更新
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CMMIアプレイザルの結果を公開しているページであるPARS(Published Appraisal
Results)のデータが10月1日に更新されました。

PARSは以下からアクセスできます。
https://cmmiinstitute.com/pars/

PARSのシステムは、CMMI V1.3までのデータを保存する旧システムと、V2.0の
データを保存する新システムの2つが並行して運用されておりました。

9月30日にCMMI V1.3がサンセットを迎えたことに伴って旧システムは廃止され、
V2.0用のシステムにV1.3データが統合されました。

というわけで、V1.3のデータも達成から3年間は新システム上で参照できるよう
になりましたが、現在は一覧ページ上に組織名などの概要情報のみが公開される
形式となっております。より詳しいデータを参照したい場合は、個別に
CMMI Instituteに問い合わせる必要があるようです。

なお、2019年前半のV2.0アプレイザルはCMMI Instituteによる手動のサンプリン
グ(マニュアルレビュー)が行われていたのですが、その頃のデータはこのシス
テムに移行されておらず、以下のページから一覧表のPDFファイルをダウンロード
して参照する形になっております。

Published Appraisal Results - Manually-Reviewed CMMI V2.0 Appraisals
https://tinyurl.com/y3rb4dxu

「アプレイザル結果の全件を調べたい」という方は、PARSのデータのほか、こち
らの一覧表もあわせてご確認ください。

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■CMMI V2.0 Performance Report Summary
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「CMMIを導入するとどんな成果が得られるのか」は、CMMIに関するよくある質問
のひとつです。

それを説明するトラディショナルな資料としては、CMMIの開発元であるソフトウ
ェア工学研究所(SEI)がまとめたCMU/SEI-2006-TR-004という資料が有名ですので、
ご存知の方も多いでしょう。

Performance Results of CMMI-Based Process Improvement
https://resources.sei.cmu.edu/library/asset-view.cfm?assetid=8065

CMMIを導入してプロセス改善を行った結果、品質や生産性などのパフォーマンス
がどのくらい改善されたかといったことが紹介されています。

それのCMMI V2.0版に位置づけられるCMMI V2.0 Performance Report Summaryと
いうレポートが、先日CMMI Instituteのサイトに公開されました。

CMMI V2.0 Performance Report Summary 2019
https://tinyurl.com/yxwtzknu

CMMI V2.0のアプレイザルでは、プラクティスの強みや弱みといった定性的な評
価結果以外に、組織の目標に対して実績がどう改善されたかといった定量的な評
価結果もパフォーマンスレポートとしてまとめ、CMMI Instituteに提出する仕組
みとなっています。

この度公開されたCMMI V2.0 Performance Report Summary 2019は、2019年に
CMMI V2.0のアプレイザルを行った組織から提出されたパフォーマンスレポート
を分析した結果をまとめたものになります。

レポートは全86ページあり、その目的、キーメッセージ、パフォーマンスの分析
結果、CMMI利用者の情報、CMMI V2.0概要、ターゲットとなる読者などが紹介さ
れております。

簡単にレポートの内容をかいつまんで紹介しましょう。

・2019年は主にインド、米国、中国、メキシコの組織でアプレイザルが実施され
 た
・組織の規模は、100人以下の組織が全体の約70%と多かった。500人超は17%程度
・業種は金融、運輸、商業、防衛、政府調達など
・レポートは95件の組織より提出された735件の目標を対象に分析した
・提出された目標のうちの約70%は達成済みで、約20%も評定後に達成予定なので、
 全体で約90%の目標は達成見込みである。
・改善対象となった目標のカテゴリーは、品質、生産性、コスト管理、スケジュ
 ール管理、プロセス遵守、顧客満足度、スタッフ開発(人材育成)、プロセスサ
 イクルタイム、機能性などがあった
・品質については平均で、
  Delivered Product Quality(提供品質)は約25%
  Work Product Quality(作業成果物品質)は約40%
  Defect Containment(欠陥封じ込め)は約23%
 改善された。
・生産性については、Development Velocity(開発のベロシティ)が平均で13%、
 最大で40%改善された。その他に、Delivery Efficiency(提供効率)、
 Effort Proportion(工数割合)、Rework(リワーク)などが改善された。
・コスト管理は、コストと工数の差異の削減、効率向上などの42の様々なコスト
 管理の指標の改善が実施された
・スケジュール管理は、マイルストーン達成度が平均で約95%改善された

以上です。上司にCMMI V2.0の導入効果を説明する材料をお探しの方や、プロセ
ス改善の目標をどのような尺度で設定するか知りたい方にとっては、とても役立
つ資料になるかと思いますので、是非ご利用ください。
                                (大久保)
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次号は12月25日配信予定です。

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CMMIおよびSCAMPIは、CMMI Instituteの登録商標です。
SEPGおよびIDEALは、カーネギーメロン大学のサービスマークです。
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