今日もお仕事、学校、部活などなどお疲れ様です。
さて、ひとの悪口は言わないほうがいいそうです。
アプレイザルチームは、アプレイザルで弱みを出しますが、それは悪口ではないです。
もし本気で悪口を言っているのならやめましょう。人間関係が悪化します。ネガティブ思考はあなたの人生にとってよくありません。
アプレイザルで特定する弱みは、組織のプロセスの弱みで、個人の欠点をあげているわけではありません。
でも、アプレイザル対象の組織の中には悪口を言われたかのように反応する人もいます。
悪口を言われたと思っている人は改善しません。
弱みを出しても改善しませんので効果がありません。
弱みの重大さではなく、対応しやすいところから対応していきます。
○○がないという弱みであれば、○○を作ります。作るだけです。
手順書が増えたり、チェック項目を追加したりします。
指摘した事項に対しそのまま対応し、事業目標やプロジェクトの目標に貢献するかどうかは関係ありません。
そんな役に立たないものであっても、一度作成された手順書やチェックリストをなくすことは困難です。
保守にも手間がかかります。もしかすると手がつけられないかもしれません。
これでは改善につながりません。手間が増えて効率が悪くなります。
短所を克服することは簡単ではありません。
人間は短所を克服するよりも、長所を伸ばすほうが簡単です。
アプレイザルでは、組織のプロセスの強みと弱みを取り上げることになっていますが、アプレイザルチームはあまり強みを取り上げません。
アプレイザルチームは、アプレイザル対象の組織の強みをもっと見つけましょう。
そのほうが、アプレイザル対象の組織のパフォーマンスが向上するかもしれません。
組織内部のアプレイザルチームメンバは、自分の組織の強みを見つけるのは難しいかもしれません。
アプレイザルは活動にフォーカスを当てていますので、結果ではなく、活動をほめましょう。
第189号:もっともっともっと強みを見つけましょう
2019年12月25日
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もっともっともっと強みを見つけましょう