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第155号:CMMI関連の情報

2017年02月24日

  • CMMI関連の情報

    CMMI関連の情報をお届けする。

    ◆アプレイザル数
    2016 ANNUAL REPORT によると、2016年はCMMIのアプレイザルが2266件実施された。2015年と比べて19%増加。過去最高。

    ほとんどが、チャイナ、アメリカ、インド。これで81%。その他は、南米諸国。
    メキシコとコロンビアで大幅に増えた。また、湾岸諸国や東ヨーロッパ諸国でも人気。チャイナとインド以外のアジア諸国も安定した成長の兆しを見せている。

    ◆次世代CMMI
    2014年に開発が始まった次世代CMMIは、多くのボランティアの努力で進められている。2016年のパートナーワークショップで紹介され、フィードバックを集め、24のパイロットが実施された。そして、リリースが2017年の最後の四半期に予定されている。

    ◆COBIT 5 / CMMI V1.3 プラクティス・パスウェイ・ツール
    ひとことで言うと、COBIT 5とCMMIモデルとの対応表。Microsoft Excel形式。
    http://www.isaca.org/COBIT-CMMI-Connectionsからダウンロードできる。

    「開発のためのCMMI(CMMI-DEV)」、「サービスのためのCMMI(CMMI-SVC)」、「取得のためのCMMI(CMMI-ACQ)」の3つの関連要素群と「ピープルCMM(P-CMM)」のプラクティスが COBIT 5のどのプラクティスに対応しているのか理解することができる。

    COBITは、情報システムコントロール協会 (ISACA)とITガバナンス協会 (ITGI)が作成した企業のITのガバナンスとマネジメントのためのフレームワーク。
    Control Objectives for Information and related Technologyの略。


    ◆Capability Counts 2017
    Capability Countsは、プロセス改善のエキスパートが集まるカンファレンス。
    毎年北米で開催されるこのイベントには、プロセス改善をしている人々がいろいろな国からやって来る。

    Capability Counts 2017の詳細は、下記URLから確認できる。
    http://cmmiinstitute.com/conferences#overview

    2日間のカンファレンスで、基調講演、ワークショップやパネルディスカッションなど、6トラックで90以上のセッションがある。

    Capability Counts 2017は、5月16日~17日にバージニア州のアレクサンドリアで開催される。ワシントンD.C.の南6マイル。

    アレクサンドリアの主な見所は下記のとおり。
    ・独立する前の街並みが保存されているオールドタウン
    ・初代アメリカ合衆国大統領ジョージ・ワシントンの住んだ家
    ・ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナル・メモリアル
    ・魚雷工場アートセンター