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第131号:Maturity Profile Report, アクション・プラン・リアプレイザル

2015年02月15日

  • 01Maturity Profile Report

    2014年に実施されたSCAMPI A の数:1628件。過去最高!

    大陸別のアプレイザルの数-2014
     アジア     1073件
     北アメリカ    390件
     ヨーロッパ    142件
     南アメリカ    111件
     アフリカ     17件
     オーストラリア  6件

    数が合わないのは、複数の大陸を跨いだアプレイザルがいくつかあるからでしょうか。

    2014年の上位10カ国。
     中国    722件
     アメリカ  314件
     インド   189件
     メキシコ   70件
     スペイン   49件
     韓国     48件
     ブラジル   39件
     コロンビア  37件
     日本     28件
     フランス   17件

    詳細は↓↓
    http://cmmiinstitute.com/resources/process-maturity-profile-december-2014

  • 02アクション・プラン・リアプレイザル

    アクション・プラン・リアプレイザル(APR)とは何でしょう? SCAMPI A のアプレイザルで「unsatisfied」または「not rated」と評価されたゴールがあった場合、アクション・プランとそれに続くAPR によって、ゴールに影響を与えた弱みに対処することができるようになりました。

    例えば、成熟度レベル3を目指してアプレイザルをしたけれども、どこかのプロセス領域で「unsatisfied」のゴールがあった場合、成熟度レベル3は達成できません。
    しかし、指摘された弱みを是正して、APR を実施して、そのゴールが「satisfied」と評価されれば、成熟度レベル3達成ができます。

    APR は、最初のアプレイザルの最終所見の発表から4ヶ月以内に実施しなければなりません。
    ひとつのアプレイザルに対して実施できるAPRはひとつだけです。
    ゴールを満たすまで何度もAPR を行うということはできません。

    4ヶ月以内に組織は、弱みを改善し、組織に展開し、その改善を制度化しないといけません。
    だから、どんな弱みでもAPR ができるというわけではありません。
    弱みの数やインパクト、組織の規模などに依存するでしょう。
    弱みの数の上限は決まっていません。

    APR のためのアプレイザルチームリーダは、最初のアプレイザルのアプレイザルチームリーダと同じ人がやります。
    これができない場合は、アプレイザルスポンサはCMMI Instituteと相談してみてください。

    ゴールに影響を与えた弱みに基づいて、アプレイザル範囲とデータ収集の計画を決めます。
    最初のアプレイザルのモデル範囲の一部、および同じ組織範囲で実行されます。

    モデル範囲は、「unsatisfied」または「not rated」と評価されたゴールだけでかまいません。
    しかしそのゴールの弱みがあったプラクティスだけでなくて、そのゴールの全プラクティスを含まなければなりません。

    組織範囲というのは、アプレイザルでプラクティスの事例を提供するベーシック・ユニットとサポート・ファンクションのことです。
    組織範囲は、最低限、最初のアプレイザルと同じベーシック・ユニットとサポート・ファンクションを含まなければなりません。

    最初のアプレイザルの組織範囲に含まれたベーシック・ユニットがもはや存在しない場合には、別のベーシック・ユニットを対象にしてください。
    ベーシック・ユニットが組織単位にない場合は、そのベーシック・ユニットが存在した組織を除外して組織単位を再定義するか、弱みがあったプロセス領域を除外してモデル範囲を再定義しないといけません。

    組織単位とは、アプレイザルの対象組織のこと。会社全体の場合もあるし、組織の一部の場合あるし、特定のプロジェクトや複数のプロジェクトの場合もあります。

    弱み、提案された是正処置、または改善の制度化に関連した要件の程度に応じて、ベーシック・ユニットやサポート・ファンクションを追加して、APR の組織範囲を拡大することもできます。

    アプレイザルチームメンバは、最初のSCAMPI A アプレイザルチームから選びます。
    それができない場合は、CMMI Institute に相談してください。最小のチームサイズは、チームリーダを含めて2人です。

    「unsatisfied」または「not rated」と評価されたゴールの事例レベルのプラクティスの特性値の決定に責任のあったチームメンバのうち少なくとも1人がAPRに参加する必要があります。

    最初のアプレイザルからのチーム全員は、組織レベルの特性値の決定とゴールレイティングに参加しないといけません。
    合意のために全員が1カ所に集まる必要はありません。

    APRの結果、ゴールが「unsatisfied」または「not rated」と評価されたり、APR が4ヵ月以内に完了されなければ、もともとの最終所見で出た評価は変わりません。

    APR はこんな感じです。いずれかのレベル達成を目指しているアプレイザルスポンサにとっては、目指しているレベルに到達できないリスクを減らすことができますので、これは朗報です。アプレイザルにかかるコストも削減することができそうです。