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第122号:Maturity Profile Report, SEPG NA 2014 in Washington, D.C.

2014年5月23日発行

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┃月刊 銀ノ弾丸★ディスパッチャー      ┏┛Optimizing     ┃
┃≪≪プロセス改善のためのCMMI活用≫≫   ┏┛Quantitatively Managed┃
┃                    ┏┛Defined         ┃
┃発行:(株)大和コンピューター     ┏┛Managed          ┃
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UFOを見たことがあります。
                 (GP 3.2 プロセス関連の経験情報を集める)

CONTENTS
■Maturity Profile Report
■SEPG NA 2014 in Washington, D.C.


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■ピーアール
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当メールマガジン「銀ノ弾丸ディスパッチャー」が、発行からめでたく10周年を
迎えました。ご購読頂いている皆様、誠にありがとうございます。

感謝の気持ちを込めまして、以下のキャンペーンを実施いたします。ご好評を頂
いておりますCMMI入門コースがかなりお安く受講できますので、この機会にふる
ってご参加ください!!

○キャンペーン概要
 同一のCMMI入門コースに対して、2名様以上を同時にお申込み頂いた場合、
 2人目から受講費を半額とします。

  1人目  :198,000円(税込価格213,840円)
  2人目以降: 99,000円(税込価格106,920円)

○キャンペーン対象のCMMI入門コース
   2014年 6月11日(水)~13日(金)の3日間

○注意事項
 ・お申込みの際に、「メールマガジン購読中」の旨をご記載下さい。
 ・1回の申込にて、同時に2名様以上お申込み頂き、かつ同一の請求先である
  場合にキャンペーン価格が適用されます。
 ・通常のメルマガ読者割引(-10,000円)との同時適用はいたしません。
 ・お申込みの際は、個人情報の取り扱いを同意のうえ、以下の情報をメール
  ( cmm-seminar@daiwa-computer.co.jp ) にてご送付ください。

  コース名:CMMI入門コースv1.3(メルマガ)
  受講日程:2014年 6月11日(水)~13日(金)の3日間
  受講者名:(漢字、ローマ字の両方をご記入下さい)
  会社名:(漢字、英語表記の両方をご記入下さい)
  所属:
  住所:(郵便番号からご記入下さい)
  電話番号:
  E-mail:

 ※個人情報の取り扱いやコース詳細につきましては、下記をご参照下さい。
  http://www.daiwa-computer.co.jp/jp/seminar/introv1_3.html

皆様のご参加をお待ちしております。
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■ピーアール
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大和コンピューターは、CMMI 開発元である SEI とのパートナー契約の下、SEI
公認の CMMI コースや、CMMI の成熟度レベルを判定する評定手法 SCAMPI によ
るアプレイザル等のサービスをご提供しております。

▼サービス事例
・組織のメンバにCMMIの概要を伝える、トレーニングコース
・現在のプロセスの改善の機会を明らかにする、ギャップ分析
・改善の機会に対する改善策の検討の参加
・標準プロセスや各種テンプレートの作成活動に対する支援
・御社にインストラクタを派遣して実施するSEI公認CMMI入門コース

皆様のニーズに柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽に下記までご連絡下
さい。
cmminfo@daiwa-computer.co.jp
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■Maturity Profile Report
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Maturity Profile Reportsがリリースされました。2007年1月から2014年3月まで
のSCAMPI Class A アプレイザルの結果がまとめられています。今回のレポート
には、V1.2/V1.3のCMMI-DEV、SVC、ACQのほか、CMMI V1.1のデータが集計対象に
復活し、People CMM V1/V2のデータが新たに集計対象となっています。

レポートには、現況やコミュニティの動向に関する様々な表やグラフが提供され
ています。以前のレポートよりもページ数が減ってシンプルになりましたが、過
去にはなかった形式のデータもありますので、主だったものをご紹介しましょう。


2月のプレスリリースで告知があった通り、2013年はSCAMPI A が今までで一番多
く行われた年となりました。2010年以降の件数は以下になります。世界的には
CMMIのアプレイザルは増加傾向にあるようです。

【年ごとのSCAMPI A アプレイザル報告数】
 2010年 1378件
 2011年 1357件
 2012年 1437件
 2013年 1559件

アジアからの報告が56%と半数以上を占め、次いで2位の北米が26%、ヨーロッパ
が11%です。

国別のデータをみてみます。アプレイザル実施数上位10カ国は以下の通りです。

【国別アプレイザル実施数】
  1位 中国:   3316件
  2位 アメリカ: 2168件
  3位 インド:   959件
  4位 スペイン:  333件
  5位 日本:    279件
  6位 韓国:    255件
  7位 メキシコ:  253件
  8位 ブラジル:  221件
  9位 フランス:  185件
 10位 台湾:    158件

今回は、国別のCMMI-SVC、CMMI-ACQ、People CMMの実施数のデータがレポートさ
れていました。この3つの日本国内での浸透度はDEVに比べるといまいちですが、
CMMI-SVCは世界的には実施数が増加傾向にあります。CMMI-SVCのアプレイザル実
施数の上位5カ国をご紹介します。

【国別CMMI-SVCアプレイザル実施数】
  1位 アメリカ: 160件
  2位 インド:   67件
  3位 メキシコ:  52件
  4位 中国:    29件
  5位 スペイン:  10件

ちなみに、日本は2件でした。

より詳細な内容をみたいという方は、以下のサイトにアクセスしてみて下さい。
過去のレポートも掲載されています。
http://cmmiinstitute.com/resource/process-maturity-profiles/
                                (大久保)
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■SEPG NA 2014 in Washington, D.C.
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5月6日と7日の2日間に渡って行われたSEPG North America(SEPG NA)に参加して
きました。その様子を簡単ですがレポートします。

SEPGとは、CMMIを運営しているCMMI Instituteが主催するプロセス改善のカンフ
ァレンスです。いろいろな国からプロセス改善に関わる人達が集まり、研究成果
を発表したり、意見交換を行ったり、親交を深めたりします。

SEPG North America 2014
http://sepgconference.org/

今回の開催場所はワシントンD.C.です。日本では馴染みのない都市で開催される
こともありますが、今回はかなりメジャーです。なにしろ首都ですし。そのせい
か、前回より参加者が増えて、400人近くの方が参加していたようです。

前回同様に2日間の開催でしたが、前回よりもセッション数が増えたため、全体
的なボリューム感は上がっています。また、前日の5月5日に行われたCMMI 
Workshopに参加した日本のリードアプレイザやインストラクタの方が、SEPGにも
合わせて参加しており、おかげで現地では多くの方とコミュニケートすることが
できました。現地でお世話になった方々、ありがとうございました。

SEPGでは様々なテーマのセッションがありますが、今回は最近増えつつあるアジ
ャイルに関するセッションの他、CMMI-SVCに関する適用事例を紹介するセッショ
ンがいくつか見受けられました。上記のMaturity Profileでご紹介したように、
SVCの適用がホットなテーマの一つになりつつあるようです。

また、単にレベル達成を目的にするのではなく、組織の事業目標や価値に重きを
置いて改善を進め、数値で効果を示すという主張が、多くのセッションで共通し
て見られました。継続的に改善を行うためには、やはりこういった原理・原則を
重視するのが重要なんだなとあらためて認識した次第です。

さて最後に、今回受講した中では比較的易しめの内容のセッションを一つご紹介
します。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Building Robust, Evolving Processes Using CMMI Lego
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
CMMIを参考にプロセス作りをする時に、レゴブロックを使ったゲーム形式で構成
を考えてみるのはどうでしょう、ということを紹介していたセッションです。

プロセス改善活動でプロセス記述の作成を行う際に、CMMIモデルが「参考」でな
く、あたかも「仕様」であるかのように扱われ、プラクティスを満たすためだけ
にプロセスが記述されたり、プラクティスの番号がそのままタスクの順番になっ
ている場合がある。その結果、CMMIを効果的なものとして実装できず、ビジネス
の障害となってしまう場合があるとのこと。

そのような失敗に陥らないために、CMMIをどのように使うかを知る必要があり、
それはCMMIはあくまで改善のための参考であることや、CMMIは「How」ではなく
「What」を示すものであることのほか、役に立つプロセスを構成するために、
「レゴブロック」のようにCMMIを使うと良い、といったことを紹介していました。

具体的にはどんなことをするかというと、以下のようなレゴブロックを使ったゲ
ーム形式のグループ作業を社内トレーニングなどで行うようです。

<レゴゲームのやり方>
1) ブロックの準備とグループ分け
 ・CMMIのプラクティス番号を記述したラベルを貼り付けたレゴブロックを用意
  する。すべての固有/共通プラクティス分を用意。複数回使われる可能性が
  あるプラクティスは多めに用意する。
 ・ブロックをセットするためのレゴプレートを用意する。
 ・作業グループを分ける。1グループあたり3~5人。
 ・ラベル付けしたレゴブロックのセットとプレートを各グループに配布する。
 ・グループ内で、プレゼンターとリーダーを決定する。

2) 作業説明
 ・ゲームのシナリオ=構築する担当のプロセスを各グループにアサインする。
 ・レゴプレートへの貼り付け方を説明する。
   ※横軸:作業の時間軸(左から右)、縦軸:並行して動くプロセス

3) 作業実施
 ・アサインされたプロセスの作成を開始する。
  プレート上にプラクティス番号が書かれたブロックを並べていって、プロセ
  スを構成する。
 ・完成したら、結果のプレートを写真に撮る。
 ・プレゼンターがゲームの結果を発表する。その結果を参加者同士で議論する。


会場では、実際にプラクティスにラベルが貼られたレゴが回覧されてました。ま
た、セッションのプレゼン資料には、実際にプレート上にレゴブロックが並べら
れたプレートの写真が掲載されていました。以下のようなイメージです。

┌───┐┌───┐┌───┐     ┌───┐┌───┐
│RD  ││RD  ││TS  │     │PP  ││PP  │
│SP1.1 ││SP1.2 ││SP2.1 │     │SP1.1 ││SP1.2 │
└───┘└───┘└───┘     └───┘└───┘
     ┌───┐     ┌───┐
     │REQM │     │IPM  │
     │SP1.1 │     │SP1.2 │
     └───┘     └───┘

メルマガ上の文字だけで少々わかりにくいと思いますが、イメージは伝わります
でしょうか。

プレゼンタのSeongkyu Jeong氏は、SEPGでは珍しい韓国の方で、自国でのコンサ
ルティングやトレーニングでこの演習を行っているようです。

CMMIのプラクティスは、関連するものでプロセス領域としてまとめられています
が、実際のプロジェクトの作業に当てはめた時には、モデルのプラクティス番号
の順番ではなかったり、他のプロセス領域のプラクティスと関連が持ったりする
ことがあります。それらを理解するのに、このレゴブロックのゲームはなかなか
有効だなと思いました。

もちろん、同様のことはレゴを使わなくても、紙に書いたり、ワープロや図形ソ
フトなどを使ったりしても行うことは可能ですが、カラフルで立体的なレゴブロ
ックを使うことで、実際に手で感触を確かめつつ、グループでワイワイやりなが
ら演習を行うことで、より理解度が高められる気がします。


当セッションでは、前半のこのレゴゲームの話のほか、成熟度レベルを向上させ
るにあたり、どのようにプロセスを堅牢にして進化させていくかといった主旨の
話も後半にありましたが、ブロックを使うというユニークな要素が面白かったの
で、その部分をご紹介させて頂きました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

来年のSEPG NAの開催日程や場所はまだ未定です。発表され次第、また当メルマ
ガ等でもご紹介していきたいと思います。
                                (大久保)
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次号は6月25日配信予定です。

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(R)CMMおよびCMMIは、カーネギーメロン大学により米国特許商標局に登録されて
います。
(SM)SCAMPIおよびSEI、SEPG、IDEALは、カーネギーメロン大学のサービスマーク
です。
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