製品・ソリューション

第195号:機能性と品質属性がある時ない時

2020年6月25日発行

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
┃月刊 銀ノ弾丸★ディスパッチャー      ┏┛Optimizing     ┃
┃≪≪プロセス改善のためのCMMI活用≫≫   ┏┛Quantitatively Managed┃
┃                    ┏┛Defined         ┃
┃発行:(株)大和コンピューター     ┏┛Managed          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┛
バスを待っているとご高齢の方がガードパイプを握りしめ腕立て伏せのようなこ
とを始めた。頭が車道に出ている。命よりも筋トレが大事。
        (OT 3.5 組織のトレーニングプログラムの有効性を評価する。)

CONTENTS
■機能性と品質属性がある時ない時


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ピーアール
────────────────────────────────────
『CMMI Institute公式 CMMI入門コース V2.0』
CMMI V2.0に関するCMMI Institute公式コースである「Foundations of 
Capability(能力の基礎)」と「Building Development Excellence(卓越した開発
力構築)」の2コースを組み合わせて提供するもので、CMMI V2.0のコアとなる要
素と開発の領域についての基礎をご紹介いたします。
日程:A) 2020年 9月 2日(水)~ 4日(金)
   B) 2020年12月16日(水)~18日(金)
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/introv2_0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ピーアール
────────────────────────────────────
『CMMI Institute公式 CMMI V2.0アップグレードトレーニング』
CMMI V2.0モデル構造の主要コンポーネント、およびCMMI V1.3とCMMI V2.0の主
な違いについて説明します。
日程: 2020年 7月 8日(水)
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/v2_0upgrade
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ピーアール
────────────────────────────────────
大和コンピューターは、CMMI Instituteとのパートナ契約の下、公式のCMMIコー
スや、CMMIの成熟度レベルを判定するアプレイザル等のサービスをご提供してお
ります。

▼サービス事例
・組織のメンバにCMMIの概要を伝える、トレーニングコース
・現在のプロセスの改善の機会を明らかにする、ギャップ分析
・改善の機会に対する改善策の検討の参加
・標準プロセスや各種テンプレートの作成活動に対する支援
・御社にインストラクタを派遣して実施するCMMI Institute公式CMMI入門コース

皆様のニーズに柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽に下記までご連絡下
さい。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/inquiries
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■機能性と品質属性がある時ない時
────────────────────────────────────
組織の標準プロセスを作るときにCMMIプラクティスを参考にして作ることはよく
あると思います。

CMMIのアプレイザルではプラクティスのレベルで証拠を確認しますので、アプレ
イザルを受ける組織のSEPGとしては、プラクティスを網羅する組織の標準プロセ
スを作りたい気持ちもあることでしょう。

そこで問題になるのは、CMMIモデルの改訂です。

例えば、CMMI V1.2では品質属性についての記述は、要件開発(RD)のプラクティ
スにありませんでした。

------------------------------------------------------------------------
RD SP3.2 必要とされる機能性の定義を確立し保守する。
------------------------------------------------------------------------


CMMI V1.3になって、品質属性が追加されました。

------------------------------------------------------------------------
RD SP3.2 必要とされる機能性および品質属性の定義を確立し保守する。
------------------------------------------------------------------------

ISO/IEC 9126などを参考にして組織の標準プロセスを見直したところもあるので
はないでしょうか。

機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性などを要件定義書に書くよう
にしたり、非機能要件を記入できるテンプレートを作ったりした組織もあると思
います。


そして、CMMI V2.0になってモデルの構造がだいぶ変わりました。

要件の開発と管理(RDM)のプラクティスは次のとおりです。

------------------------------------------------------------------------
RDM 1.1 要件を記録する。

RDM 2.1 利害関係者のニーズ、期待、制約、およびインタフェースまたは接続を
引き出す。

RDM 2.2 利害関係者のニーズ、期待、制約、およびインタフェースまたは接続を、
優先順位を付けた顧客要件へ変換する。

RDM 2.3 要件提供者と共に、要件の意味について理解を深める。

RDM 2.4 プロジェクト参加者から要件を実装できるというコミットメントを獲得
する。

RDM 2.5 要件と活動、または要件と作業成果物の間の双方向の追跡可能性を作成
し、記録し、維持する。

RDM 2.6 計画と活動、または計画と作業成果物が要件と首尾一貫した状態が保た
れているようにする。

RDM 3.1 ソリューションとその構成要素の要件を作成し、最新に保つ。

RDM 3.2 運用の考え方とシナリオを作成する。

RDM 3.3 実装される要件を割り当てる。

RDM 3.4 インタフェース要件または接続要件を特定し、作成し、最新に保つ。

RDM 3.5 要件が必要かつ十分であるようにする。

RDM 3.6 利害関係者のニーズと制約のつり合いを取る。

RDM 3.7 得られたソリューションが対象環境で意図したとおりに稼動するように、
要件の妥当性を確認する。
------------------------------------------------------------------------

品質属性に関する記述が消えました。機能性も消えました。
どのプラクティスにもありません。

どうしますか? 機能性と品質属性に関する記述を組織の標準プロセスから削除
しますか?

また、アプレイザルチームメンバになったらどうします。機能性と品質属性を定
義していない場合に、十分に実装できていると判断しますか?

CMMI V1.2には、品質属性はプラクティスにありませんが、サブプラクティスに
は性能要件に関する記述がありました。

CMMI V2.0では、機能性と品質属性はプラクティスにはありませんが、追加解説
情報、活動の例、作業成果物の例にはあります。
                                 (穴田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次号は7月22日配信予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CMMIおよびSCAMPIは、CMMI Instituteの登録商標です。
SEPGおよびIDEALは、カーネギーメロン大学のサービスマークです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人気のある記事

購読はこちらから

CMMI®を実装していくために役立つ情報、CMMI関連のニュースやイベント情報、イベントレポートなどを無料でお届けいたします。また、ソフトウェアプロセス改善についての意見交換の場としても活用していきたいと思っております。
配信は月1回(25日頃)を原則といたします。

まぐまぐ!による配信

読者購読規約

大和コンピューターによる配信 メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。
個人情報の取り扱いに同意して

個人情報の取り扱い

会社の名称
株式会社大和コンピューター
個人情報保護管理者(若しくはその代理人)の氏名又は職名、所属及び連絡先
個人情報保護管理者代理人
職 名:メルマガ担当
所 属:コンサルティング部
E-mail:cmmnet@daiwa-computer.co.jp
利用目的
メールマガジンの配信
個人情報を第三者に提供する予定
個人情報の取扱いの委託を行う予定
下記の求めに応じる問合せ窓口
・開示対象個人情報の利用目的の通知
・開示対象個人情報の開示
・開示対象個人情報の訂正、追加又は削除
・開示対象個人情報の利用又は提供の拒否権
受付窓口
メルマガ担当
E-mail:cmmnet@daiwa-computer.co.jp
・受付窓口までE-mailにてご請求下さい。その際、住所、氏名、電話番号を明示して下さい。
・手続きにあたり、本人または代理人確認のために、運転免許書のコピー、健康保険証のコピー、パスポートのコピー等の確認証書1部をご郵送いただくことがございます。なお、その際、代理人の場合は、代理人を証明する委任状の提出も含めてお願いいたします。
・開示等の求めに伴い取得した個人情報は、その対応に必要な範囲でのみ取り扱うものとします。
本人が個人情報を与えることの任意性
任意
当該情報を与えなかった場合に本人に生じる結果
メールが届きません。
本人が容易に認識できない方法による個人情報の取得

お問い合わせ

Copyright® DAIWA COMPUTER CO.,LTD. All Rights Reserved.

JASDAC証券コード:3816 CMMI Institute Partner CMMI V2.0 成熟度レベル5 ISO認証取得 プライバシーマーク付与認定取得