CMMIユーザの皆様、おはようございます。
2026年5月21日、CMMIモデルの最新メジャーアップデートとなる「V4.0」が正式にリリースされました。
今回の改訂の最大の目玉は、CMMI Artificial Intelligence Maturity(AIM)パイロット(2025年12月~2026年2月)から得られたフィードバックおよび提案の反映です。
AI技術の急速な普及を受け、モデル全体がAI時代のパフォーマンス改善を支える形へと進化しています。
今回のメルマガでは、CMMIユーザの皆様が押さえておくべき主要な変更点をざっくりとご紹介します。
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1. 全プラクティス領域(PA)への「AIコンテキスト」の追加
今回のアップデートにより、すべてのプラクティス領域においてAIに関連するコンテキスト情報が追加されました。AIプロジェクトを推進する際、各PAの活動をどのように適用すべきかが明確に示されています。
尚、AIコンテキスト固有の情報を表示するには、CMMI Model Viewer Plusライセンスが必要です。
2. コンテキスト固有情報の更新
AI以外のコンテキスト固有の情報も追加されました。
・データに関するコンテキスト固有の情報が、ESEC、II、PLAN、SAMに追加。
・開発に関するコンテキスト固有の情報が、MSTに追加。
・DevSecOpsに関するコンテキスト固有の情報が、CM、MST、PLANに追加。
・サービスに関するコンテキスト固有の情報が、CAR、CM、II、MPM、MC、RDM、VVに追加。
・セキュリティに関するコンテキスト固有の情報が、GOV、MPM、OT、PLAN、RSK、TSに追加。
3. プラクティスの更新
プラクティス文の変更が合計で62件あります。プラクティス領域ごとの内訳は以下の通りです。
継続 (CONT): 2件
データ管理 (DM): 2件
データ品質 (DQ): 1件
セーフティの支援 (ESAF): 4件
セキュリティの支援 (ESEC): 3件
見積もり (EST): 2件
統治 (GOV): 3件
インシデントの解決と予防 (IRP): 1件
実績と測定の管理 (MPM): 9件
セキュリティの脅威と脆弱性の管理 (MST): 5件
監視と制御 (MC): 1件
組織トレーニング (OT): 1件
ピアレビュー (PR): 1件
計画 (PLAN): 5件
プロセス資産開発 (PAD): 3件
プロセス管理 (PCM): 3件
プロセス品質保証 (PQA): 2件
成果物統合 (PI): 3件
要件の開発と管理 (RDM): 3件
リスクと機会の管理 (RSK): 2件
戦略的サービス管理 (STSM): 1件
供給者合意管理 (SAM): 2件
検証と妥当性確認 (VV): 3件
「従う(follow)」から「使用する(use)」に変更されたり、「ensure(ようにする/確保する)」という表現が「verify(検証する)」や「confirm(確認する)」などに変更されたりしているものが多いです。
4. AI用語の大量追加
「生成AI(Gen AI)」、「大規模言語モデル(LLM)」、「AIハルシネーション」、「ヒューマン・イン・ザ・ループ(HITL)」など、最新のAI用語が用語集に追加されました。
5. 能力領域のアイコンの変更
サービスの提供と管理 (DMS)、データの管理 (MD)、セキュリティとセーフティの管理(MSS)のアイコンが変わりました。よく見ないとわからない微細な変更です。よく見てもわからないかもしれません。そういう場合は、V3.0のアイコンを横に並べて比較してください。メルマガ読者の皆様にはぜひ認識していただきたいポイントです。
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CMMI V4.0は、AIをビジネスに統合し、高い信頼性とパフォーマンスを実現するための強力なガイドとなります。詳細な変更点については、Model Viewer内のリリースノートも併せてご確認ください。
第267号:CMMI V4.0リリース! AI対応(CMMI AIM)による改訂のポイント
2026年06月25日
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CMMI V4.0リリース! AI対応(CMMI AIM)による改訂のポイント
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