D-column

#20:農業研修を実施しました

2025年07月07日

  • 暑い日々が続いていますね。
    今年は梅雨があっという間に終わってしまい、気温が突然熱くなり、体調を整えるのがなかなか大変でした。
    熱中症に注意しながら作業をする日々です。

    さて、大和コンピューターでは農業事業を始めて以降、
    毎年新入社員を対象に農業研修を実施しています。
    (※コロナ禍を除く)

    そもそも農業研修とはなんぞやとなる方もいらっしゃるかもしれません。
    我々農業事業部は大阪・東京から離れて静岡県袋井市の地を中心に活動しています。
    大阪・東京から離れていることもあり、普段社員の皆さんとの関わりがどうしても薄くなります。
    そこで実際に袋井に来て頂き、農業作業体験を交えつつ農業事業部の活動を認識してもらおうと始まった研修です。

    毎年色々なテーマを持って期間もプログラムも様々な研修を実施してきました。

    今回のコラムではそんな農業研修の様子をお伝えさせて頂きます。

    今年の農業研修のテーマは

    「大和コンピューターが農業事業に参入している意図や目的を、
    農作業体験等を通じて楽しみながら理解を深めて頂き、
    またその体験を大和コンピューター以外の方々に経験してもらう際の課題抽出を行う」

    といったものになっていました。

    「楽しみながら」が重要なポイントで、
    一般的に想像されるような研修とは違って、
    積極的に会話をしながら色々と経験する事を推奨しています。

    新入社員の皆さんも集合研修を終えて各部署への配属があるなかで、
    久しぶりに全員で集まるような状況ですので、
    和やかな雰囲気で色々と体験して頂く研修になります。

    今年の農業研修は6月18-20日の3日間で実施しました。

    それぞれ日別に今年の実施内容について簡単に共有させて頂きます。

    初日は自己紹介やアイスブレイクを兼ねた海の見学等実施しました。
    写真は農場の説明の風景です。
    熱中症対策でハウス内滞在時間は可能な限り短くしました。

    農作業体験本番です。
    今年はメロンの播種~収穫迄の全工程を体験する形になりました。
    また露地でのトラクターや防除車の操作体験も行っています。
    体験だけでなく、農業事業部で扱っているシステムについて学習する時間もありました。
    また3日目の体験に向けてお茶摘みも実施しました。

    お茶摘みの様子です。
    3日目のお茶のワークショップで利用するお茶を手摘みしました。
    一芯二葉という言葉も初めて聞く状況でしたが、雰囲気も良い山間のお茶畑で非常に貴重な体験ができたと考えています。

    3日目は袋井市の特産品である米・お茶を体験するとのテーマで、
    先ずは袋井市さんで実施していたお米の水門管理の仕組み見学を行いました。

    その後袋井市の西村農園さんが開催しているお茶のワークショップへの参加を行いました。
    2日目夜に手摘みした茶葉を紅茶にして頂くワークショップです。
    ワークショップを通して農業の考え方やこだわりに対しての学びが多かったように感じます。
    ※お茶のワークショップ、非常に良い体験でしたので皆さんも興味があれば参加してみてください。

    2025年の農業研修、いかがでしたでしょうか。
    参加者の皆さんだけでなく、我々受け入れ側も楽しめた研修になったと考えています。
    実際に参加者の皆さんからはまた機会があれば参加したいといった声も聞こえており、
    そういった部分ではある程度の目的は達成できたと考えている次第です。

    将来的には大和コンピューターの新入社員だけでなく、
    幅広く希望者の方に体験できるような環境を整えていけるように、
    メンバー一同知恵を出し合って準備を進めていこうと考えております。

    [K.T]