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#19:もっと美味しくなる!アールスメロンの追熟のポイント

2025年06月06日

  • 気がつけば、今年ももう6月。梅雨の気配とともに、季節はゆっくりと夏へと向かっていますね。
    メロンの旬は、地域や種類によって時期が異なりますが、一般的に4月から7月頃です。特に6月頃はおいしいメロンが出回る時期です。まさに、今がおいしいメロンが食べられる季節です。

    以前ご紹介した「#10:知っておきたい!美味しいアールスメロンを選ぶ時に意識したいポイント」では、お店での選び方についてお話しましたが、今回はその続きとして、購入したメロンの食べ頃について、よく言われているポイントを交えてご紹介いたします。

    メロンは追熟させることで、香りや甘みが引き立ち、より豊かな味わいになります。
    私たちがお届けするメロンも、収穫から7~10日ほど経った頃を「食べ頃」としておすすめしています。

    (収穫直後と収穫10日後のメロンの果肉を比較)
     ※(左)収穫直後のメロンの果肉
      (右)収穫10日後のメロンの果肉

    ただし、追熟によって糖度そのものが大きく変わるわけではありません。果肉がやわらかくなることで、より甘さを感じやすくなるのです。
    食感の好みは人それぞれですので、硬めが好きな方は短めに、柔らかめが好きな方はやや長めに追熟させるのがおすすめです。
    なお、追熟が進みすぎると発酵が始まり、ピリピリとした刺激を感じることがありますので、ご注意くださいね。

    追熟の方法はとても簡単で、20~25℃の風通しのよい日陰に置いておくだけでOKです。
    食べる3~5時間前に冷蔵庫で冷やしていただくと、さらに美味しくお召し上がりいただけます。
    ちなみに、カットしたメロンは追熟しません。切り口をラップなどでしっかり覆い、冷蔵庫で保存してください。

    追熟がちょうどよく進んだメロンは、お尻のあたりが柔らかくなり、果肉は透き通るようななめらかさに。とろけるような食感を、ぜひお楽しみください。

    [F.M]