事業・サービス

CMMI

大和コンピューターは
ISACA(CMMI Institute)のパートナー企業です。

CMMI®導入によるプロセス改善をトータルサポート

CMMI®は、30年以上にわたり、業績の高い組織が明確で持続可能なビジネス成果を達成してきました。CMMI®は、もともと米国国防総省がソフトウェアコントラクターの品質と能力を評価するために作成されたものですが、ソフトウェアエンジニアリングにとどまらず、世界中のあらゆる業界の組織が、現在の能力とパフォーマンスのレベルを理解し、ビジネスの結果を最適化するためのガイドを提供するのに役立っています。 当社におけるサービスの特長は、初期段階の教育から、計画や実装の支援、正式な成熟度レベルの評定まで、お客様のビジネスオブジェクトに合わせ、一貫したサポートをご提供する点にあります。 これまで当社がCMMI®の取り組みで培ってきた独自のノウハウを活かし、実際の現場で本当に活用できる仕組み作りへのご支援も特長です。

CMMIの変遷について詳しく知る

ソフトウェア関連企業に関する能力評価法の開発を米国連邦政府から要請され、1986年11月、カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所(SEI)はソフトウェアプロセスの改善を目標とした、プロセスの成熟度に関するフレームワークの開発を開始しました。
1987年9月、SEIはソフトウェアプロセス成熟度のフレームワークについての簡単な定義と成熟度に関するアンケートを発表しました。
その4年後、SEIは、ソフトウェアプロセス成熟度のフレームワークを能力成熟度モデル(CMM)に発展させました。

1991年 CMM for Software (SW-CMM)Ver1.0
1993年 SW-CMM V1.1
1997年 SW-CMM V2, draft C

1991年以降、システムエンジニアリング、ソフトウェアエンジニアリング、ソフトウェア調達、従事者の管理と育成、および統合成果物プロセス開発などのCMMが開発されました。

これらのモデルは有用でありましたが、アーキテクチャ、内容、アプローチなどに差異があり、複数のモデルを使用することには問題がありました。複数のモデルの適用は、改善策を広げていくことが困難であり、トレーニング、アプレイザル、および改善活動の面で高くつきました。

この問題を解決するために、CMM統合(CMM Integration)プロジェクトが組織され、以下の3つのモデルが一体化され、CMMIが作成されました。
・ソフトウェア能力成熟度モデル(SW-CMM) V2.0ドラフトC
・システムエンジニアリング能力モデル(SECM)
・統合成果物開発能力成熟度モデル(IPD-CMM) V0.98

2000年 CMMI V1.02
2002年 CMMI V1.1

CMMI V1.1のリリース以降、この改善のフレームワークは、他の対象領域に適用可能であることが分かってきました。『取得のためのCMMI(CMMI-ACQ)』と『サービスのためのCMMI(CMMI-SVC)』が計画され、既存のCMMIは名称を『開発のためのCMMI(CMMI-DEV)』に変えました。

2006年 CMMI-DEV V1.2
2007年 CMMI-ACQ V1.2
2009年 CMMI-SVC V1.2

2008年に1.3版の開発を始めるために計画が練られ、三つのモデルすべての間で首尾一貫性が確保され、またすべてのモデルにおける高成熟度の資料が改善されました。

2010年 CMMI-ACQ V1.3
2010年 CMMI-DEV V1.3
2010年 CMMI-SVC V1.3

2012年、CMMIに関する成果物と活動は、SEIからCMMI Instituteに移行しました。

2016年頃より次世代のCMMIであるCMMI V2.0の開発が始まりました。CMMI V2.0はパフォーマンスの重視、評定の価値向上、最新トレンドや手法を統合するためのアーキテクチャの採用、利用性やアクセス性の向上をテーマに開発が進められました。
2018年3月 CMMI Development V2.0がリリースされました。
2018年12月 CMMI Service V2.0、CMMI Supplier Management V2.0がリリースされ、CMMI V2.0として統合されました。
2021年3月 CMMI V2.0にSafety、Security、Enabling Virtual Solution Deliveryのコンテンツが追加され、内部バージョンが2.2になりました。
2023年4月CMMI V3.0がリリースされました。

セミナー

  • ISACA 公式コース

    ISACAのカリキュラム、教材を使用したコースです。日本語でご提供いたします。
    一覧ページよりご確認ください。(オンサイト開催もございます)

  • オリジナルコース

    お客様の様々なニーズにお応えした当社オリジナルのコースを実施しています。CMMI®導入を成功へ導くには、経営層の方々、管理層の方々、CMMI®推進担当の方々、現場の方々など、それぞれの立場の方が適切に関与していくことがとても重要です。当社ではお客様の目的やご予算に応じた教育コースをご提案させていただきますので、お気軽にご相談下さい。 各コースは定期的にオープン開催しております。お客様の指定場所でのオンサイト開催も可能です。

コースにお悩みの方は

以下スライドをごらんください

オンラインCMMI簡易診断

プロジェクトの実施状況をCMMI® V2.0モデルに照らし、オンラインで評価します。サンプルプロジェクトを1つ選んでください。 CMMI V2.0モデルに照らし、オンラインでドキュメントレビューとインタビューを行い、CMMIプラクティスの実施状況を評価し、報告いたします。

その他のCMMI®
サービスメニュー

5分でできる!ソフトウェア開発プロジェクト CMMI®セルフチェック

CMMI®に照らして、自社のソフトウェア開発プロジェクトの状況が簡単にチェックできます。改善すべきポイントがすぐにわかります。

ギャップ分析サービス

ISACA認定リードアプレイザを中心として、現状のプロセスとCMMI®モデルとのギャップを把握します。ギャップ分析は効率的かつ効果的なプロセス改善を行う上でとても重要です。

コンサルティングサービス

ギャップ分析から実装へ向けて様々な角度からご支援いたします。
プロセス改善活動に必要な体制作りへのアドバイス、プロセス改善活動の計画立案支援、各種文書サンプルや実装方法のアイデア等のご提供、実装方法のアドバイス、実装状況のレビューなどプロセス改善活動をよりスムーズに推進するためのご支援をいたします。

ミニアプレイザルサービス

ISACA認定リードアプレイザを中心として、プロセス改善計画の実装結果とCMMI®モデルを評定します。

正式アプレイザルサービス(Benchmark)

当社はISACA認定リードアプレイザを有し、ISACAとパートナー契約を結んでおります。
正式アプレイザル手法を使用した強み、弱みの判定を低価格でご提供いたします。
プロセス改善の効果として成熟度を計りたい、あるいは、とにかく現在の組織の成熟度を計りたい、そういう企業にお勧めです。成熟度の評定結果は、ISACAのウェブサイトを通じて世界へ発信することが可能ですので、取引先へのPRとして活用できます。