D-column

#21:農場で出会った空の表情

2025年08月12日

  • 8月に入り、気温が非常に高くなってきました。 我々が栽培を行っているガラス温室や、ビニールハウス内では40℃を越えることもあり、日々、体調には十分に注意しながら作業しております。皆様も、どうか体調にはお気をつけください。

  • 農場のある場所は、周囲に建物が少ない平地で、空がとても広く見渡せます。 休憩中や帰り際にふと空を見た時に、面白いと感じた瞬間にスマートフォンで写真を撮ることがあります。 今回は私が農場から撮影した空の写真をご紹介させて頂きます。

    まずは、数年前の7月の夏に撮影した写真をご紹介します。この日は非常に暑かった記憶があります。空をみると農場から離れた場所には雲がありましたが、農場の真上はほとんど雲が無い状態でした。この写真を見ると「農場の付近だけ雲が無いため、栽培には良い土地なんだ。」と感じた記憶がよみがえります。

    次にご紹介するのは、数年前の10月の帰り際に撮影した西の空の写真です。この日は特に夕日が美しく、雲がその光を受けて様々な色に染まっていました。
    夕焼けのオレンジ色と雲の形状もありグラデーションが見事で、思わず撮影しました。日が落ちる時刻も早くなり、夕日を見ることが多くなる時期です。

    次は、別の年の10月頃に撮影した写真です。この日も夕日のグラデーションが非常に美しく、空気が澄んでいたため、空が一層高く感じられました。今回のように並べると、空が高いため寒くなっている印象を受けますが、この写真は個人的に空の色が多いと感じており好きな写真です。

    最後に、11月頃の通り雨の後に撮影した写真です。この日は空に濃い虹がかかり、その端から端まで綺麗に撮影することができました。虹の色が鮮やかで、空にかかるアーチがとても印象的でした。写真の奥の方ではまだ雨が降っているのも確認でき、撮影のタイミングが良かったことを思い出します。

    農場での仕事の合間に見上げる空は、毎日違った表情を見せてくれます。 これからも農場での空の様子見て、面白いと感じた空を写真収にめていきたいと思います。

    冬になると、農場からは見えませんが、少し離れた場所から富士山が見えることもあります。いつかその風景もご紹介できればと考えています。 皆様も空を見て頂くと、思いがけない発見があるかもしれません。

    [S.O]