CMMI関連のニュースをいくつかお届けします。以下の3件をご紹介します。
・CMMIクイックリファレンス日本語の公開
・CMMI Institute主催カンファレンスの開催
・CMMI-AIを含むトレーニングの変更
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●CMMIクイックリファレンス日本語版
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
CMMIの概要を知るのに役立つ資料として、これまで英語版のみ提供されていたCMMIクイックリファレンスですが、その日本語版が昨年12月にリリースされました。
https://www.isaca.org/resources/reference-guide/cmmi-model-quick-reference-guide-jpn
内容はこちら。
・CMMIモデルとは何か
・CMMIモデルのアーキテクチャ
・プラクティス領域のサマリー
・プラクティス領域の例:PQA
・CMMIを始めよう
現在、CMMIモデルは有料での購入や公式トレーニング受講などを通じて入手する形となっているため、無料でCMMIの全体像を把握できる資料はありがたい存在です。
ただし、本資料はあくまでCMMIの概要紹介を目的としたものであり、各プラクティスの詳細な説明は含まれておりません。各プラクティス領域のサマリーでは、意図と価値やプラクティスグループレベルでの概要説明にとどまり、具体的なプラクティスが紹介されているのは、例として取り上げられているプロセス品質保証(PQA)のみです。
そのため、CMMIを本格的に実務へ適用していくためには、従来どおり有料版モデルの入手が必要になりますが、導入検討時や社内説明用の資料として、まずCMMIの全体像を理解する目的には非常に有用でしょう。
当資料は、日本国内の有志の方々の尽力により、他言語版に先駆けてリリースされました。
CMMI導入を検討中の方や、これから社内で説明する立場の方は、ぜひ活用してみてください。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●Capability Creates 2026
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Capability Creates 2026というCMMI Institute主催のカンファレンスが、2026年6月23~24日、米国ワシントンD.C.にて開催されます。
https://cmmiinstitute.com/conference
ここ数年、米国で開催されるCMMI関連イベントは、ISACAのカンファレンスの一部として実施される形が多く、CMMI単独の話題はやや少なめになる傾向がありました。
また、同時期に開催されるワークショップについても、CMMIパートナー限定での参加形式となっていました。
今回のCapability Creates 2026は、CMMI Instituteとしての単独開催となり、CMMIにフォーカスした内容のイベントになりそうです。
また、参加者についても、CMMIパートナー企業に限らず、一般のCMMIユーザーも参加可能な形式となっています。
最新のCMMI動向を把握できるだけでなく、世界中のCMMIユーザーや改善推進担当者と直接交流できる貴重な機会になるかと思います。
日本国内のCMMIユーザーの方も、ご興味があれば参加を検討してみてはいかがでしょうか。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●CMMIトレーニング:BOCコースの日数変更、新規のCMMI-AI研修
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
CMMI Instituteは、CMMIの次期バージョンであるV3.1を開発中であり、CMMI-AIと呼ばれるAI関連コンテンツの追加が予定されています。
現在、CMMI-AIに関しては希望組織を募ってパイロットを実施中のようです。パイロット完了後、おそらく2026年中にはCMMI V3.1がリリースされると思われます。
それに伴い、以下のようなCMMIトレーニングの変更・追加の案内が出ております。
1.BOC(Building Organizational Capability)コースの日数短縮
BOCコースは、従来の4日間から3日間へ短縮されることが計画されています。
教材はすでに完成しており、現在パイロットが実施されているようですので、こちらも2026年中には3日間コースとして受講可能になりそうです。
日数の都合で受講を見送っていた方にとっては、より参加しやすくなることが期待されます。
2.BAIM(Building Artificial Intelligence Maturity)コースの新設
CMMI-AIを学ぶ新たな1日コースとして、BAIMコースが開始される予定です。
日本語にすると「AI成熟度構築コース」といった名称になるでしょうか。
CMMIをベースに、AI活用も含めた組織成熟度の向上に関心をお持ちの方にとって、有益な内容になると考えられます。
現時点では、このコースがCMMI Instituteのみの提供となるのか、国内インストラクタによる提供が可能になるのかは未定です。
詳細が分かり次第、改めてご案内したいと思います。
2026年は、従来のCMMIに加えてAI活用も視野に入れたプロセス改善が本格化しそうです。
新しいCMMIと共にプロセス改善をがんばっていきましょう!
第262号:CMMI関連ニュース:クイックリファレンス日本語版、CMMI-AIなど
2026年01月23日
-
CMMI関連ニュース:クイックリファレンス日本語版、CMMI-AIなど
-
『5分でできる! ソフトウエア開発プロジェクトCMMI セルフチェック』
CMMIに照らして、自社のソフトウェア開発プロジェクトの状況が簡単にチェックできます。
https://www.daiwa-computer.co.jp/cmmiselfchk2/大和コンピューターは、CMMI Instituteとのパートナ契約の下、公式のCMMIコースや、CMMIの成熟度レベルを判定するアプレイザル等のサービスをご提供しております。
▼サービス事例
・組織のメンバにCMMIの概要を伝える、トレーニングコース
・現在のプロセスの改善の機会を明らかにする、ギャップ分析
・改善の機会に対する改善策の検討の参加
・標準プロセスや各種テンプレートの作成活動に対する支援
・御社にインストラクタを派遣して実施するCMMI Institute公式CMMI入門コース
皆様のニーズに柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽に下記までご連絡下さい。
https://www.daiwa-computer.co.jp/services/consulting/inquiries/

