CMMIサービス(CMMI-SVC)ビューのアーキテクチャと成熟度レベルについて紹介します。
CMMIサービスビューSERVICE VIEW
サービスビューは、よりよいサービスを提供するための能力とプロセスを改善する要素を集めたビューです。
中核となるプラクティス領域のほか、ドメイン固有の要素として、サービスの提供と管理の能力領域に属するサービス提供管理(SDM)と戦略的サービス管理(STSM)、事業レジリエンスの管理の能力領域に属するインシデントの解決と予防(IRP)と継続(CONT)の4つのプラクティス領域が含まれます。
また、CMMI V2.2より追加された、仮想ソリューション提供の支援(EVSD)、安全性の支援(ESAF)、セキュリティの支援(ESEC)、セキュリティの脅威と脆弱性の管理(MST)を含め、全部で26個のプラクティス領域が対象になります。
成熟度レベルMATURITY LEVEL
下の図のグレーでないところがサービスビューにおける各成果物レベルを満たすための要件です。供給者合意管理(SAM)、仮想ソリューション提供の支援(EVSD)、安全性の支援(ESAF)、セキュリティの支援(ESEC)、セキュリティの脅威と脆弱性の管理(MST)は、アプレイザルのターゲットに含まれる場合のみ対象となります。