製品・ソリューション

第161号:ゴールとプラクティスの関係

2017年8月25日発行

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┃月刊 銀ノ弾丸★ディスパッチャー      ┏┛Optimizing     ┃
┃≪≪プロセス改善のためのCMMI活用≫≫   ┏┛Quantitatively Managed┃
┃                    ┏┛Defined         ┃
┃発行:(株)大和コンピューター     ┏┛Managed          ┃
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映画館で隣の席に座っていた人が、本編が終わったときに急にものすごい勢いで
ポップコーンを食べ出した。エンドロールが終わってもまだ食べていた。ペース
配分を誤ったな。            (MA SP 2.2 測定データを分析する)

CONTENTS
■ゴールとプラクティスの関係


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■ピーアール
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■ゴールとプラクティスの関係
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CMMIには固有ゴールと共通ゴールがある。

どちらのゴールも必要とされるモデル構成要素であり、プロセス領域を満たすた
めに存在しなければならない特性を記述している。

プラクティスは、関連づけられたゴールを達成するにあたって、重要であると見
なされる活動の記述である。プラクティスは、ゴールの達成につながることが期
待される活動を記述している。プラクティスは、期待されるモデル構成要素であ
る。

プラクティスはゴールを達成するために重要であると見なされるものなのだが、
なかにはこのプラクティスいるの?と思うようなプラクティスもある。

例えば、『プロセスと成果物の品質保証(PPQA)』の『SP 2.2 品質保証活動の記
録を確立し保守する』。確かに品質保証活動の記録を残すことは重要である。し
かしこのプラクティスがゴールを達成するためにどれほど貢献しているのか。

PPQAの『SG 2 不遵守課題は客観的に追跡および伝達され、確実に解決されてい
る。』には、下記の2つのプラクティスが関連づけられている。

SP 2.1 要員および管理者と共に、品質課題を伝達し、不遵守課題を確実に解決
する。
SP 2.2 品質保証活動の記録を確立し保守する。

『SG 2 不遵守課題は客観的に追跡および伝達され、確実に解決されている。』
を達成するためには、『SP 2.1 要員および管理者と共に、品質課題を伝達し、
不遵守課題を確実に解決する。』だけで十分ではないか。

SP 2.1だけで、課題の追跡、伝達および解決はカバーされている。SP 2.2はSG 2
を達成するためにどれほど貢献しているのか。SG 2はSP 2.1だけでよいのではな
いか。

次の例は、『検証(VER)』の『SP 3.2 すべての検証活動の結果を分析する。』で
ある。

VER の『SG 3 指定された要件に照らして、選択された作業成果物が検証されて
いる。』には、下記の2つのプラクティスが関連づけられている。

SP 3.1 選択された作業成果物に対して検証を実施する。
SP 3.2 すべての検証活動の結果を分析する。

『SG 3 指定された要件に照らして、選択された作業成果物が検証されている。』
を達成するためには、『SP 3.1 選択された作業成果物に対して検証を実施する。』
だけで十分ではないか。

「選択された作業成果物が検証されている」というゴールに対して「選択された
作業成果物に対して検証を実施する」。十分だろう。SP 3.2はいるのか。何を足
す必要があるのか。「すべての検証活動の結果を分析する」は、SP 3.1のサブプ
ラクティスでもいいだろう。

VER SP 3.2 と来れば、次は『妥当性確認(VAL)』の『SP 2.2 妥当性確認の活動
の結果を分析する。』である。

VAL の『SG 2 成果物または成果物構成要素が、意図された運用環境での使用に
適しているようにするために、成果物または成果物構成要素の妥当性が確認され
ている。』には、下記の2つのプラクティスが関連づけられている。

SP 2.1 選択された「成果物および成果物構成要素」に対して妥当性確認を実施
する。
SP 2.2 妥当性確認の活動の結果を分析する。

「成果物または成果物構成要素の妥当性が確認されている」というゴールに対し
て「選択された『成果物および成果物構成要素』に対して妥当性確認を実施する」。
このプラクティスだけで十分だろう。これも『SP 2.2 妥当性確認の活動の結果
を分析する。』は、SP 2.1のサブプラクティスでいいだろう。

すべてのゴールには、2つ以上の関連づけられたプラクティスが存在している。
プラクティスがひとつだけというのはダメなのか。
                                 (穴田)
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次号は9月25日配信予定です。

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CMMIおよびSCAMPIは、CMMI研究所の登録商標です。
SEPGおよびIDEALは、カーネギーメロン大学のサービスマークです。
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