製品・ソリューション

第170号:CMMI V2.0の新情報

2018年5月25日発行

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┃月刊 銀ノ弾丸★ディスパッチャー      ┏┛Optimizing     ┃
┃≪≪プロセス改善のためのCMMI活用≫≫   ┏┛Quantitatively Managed┃
┃                    ┏┛Defined         ┃
┃発行:(株)大和コンピューター     ┏┛Managed          ┃
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喫茶店でアイスコーヒーを飲んでいると、見知らぬ人に「映画見ますか?」と話
しかけられた。「今からですか?」と聞くと別に今日でなくてもいいらしい。ス
ケジュールを見せてくれた。映画のタイトルを聞いてもピンとこなかった。バブ
ルのころの話で、とても面白いそうだ。清水富美加さんが出演しているらしい。
                      (RD SP 1.1 ニーズを引き出す)

CONTENTS
■CMMI V2.0の新情報


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■ピーアール
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『ソフトウェア品質保証(SQA)コース』 2018年 6月14日(木)
講義と演習を通して、効果的なSQAの実施方法が学べます。
メルマガ読者割引あります。申込時にその旨お伝えください。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/sqa
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■ピーアール
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『SPI意見交換会』 2018年 6月15日(金)
ソフトウェアプロセス改善(SPI)の実施に関する様々な悩みを参加者同士で意見
交換しあうイベントです。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/evc
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■ピーアール
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『ソフトウェアプロセス改善(SPI)コース』 2018年 7月20日(金)
SPIの概要や推進方法を学び、組織のプロセス改善に役立てるためのコースです。
メルマガ読者割引あります。申込時にその旨お伝えください。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/seminar/spi
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■ピーアール
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大和コンピューターは、CMMI研究所とのパートナ契約の下、公認のCMMIコースや、
CMMIの成熟度レベルを判定する評定手法SCAMPIによるアプレイザル等のサービス
をご提供しております。

▼サービス事例
・組織のメンバにCMMIの概要を伝える、トレーニングコース
・現在のプロセスの改善の機会を明らかにする、ギャップ分析
・改善の機会に対する改善策の検討の参加
・標準プロセスや各種テンプレートの作成活動に対する支援
・御社にインストラクタを派遣して実施するCMMI研究所公認CMMI入門コース

皆様のニーズに柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽に下記までご連絡下
さい。
https://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/inquiries
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■CMMI V2.0の新情報
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CMMI V2.0に関する続報をお知らせします。

2018年3月28日にCMMI Development V2.0がリリースされてから、パートナー向け
のニュースレターやCMMI関連のイベントなどで、いろいろと新情報が出てきてい
ます。今日はその中の一部をご紹介します。

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公式日本語訳の発行時期
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CMMI V2.0の公式日本語訳を待っている方は多いと思いますが、4月30日に開催さ
れたCMMI Partner Workshopで紹介された情報によると、公式日本語訳は2019年
の第一四半期(1~3月)に発行されるとのことです。

公式訳は、CMMIモデル、評定手法、採用と移行ガイド、CMMI Associate試験、パ
フォーマンスレポート、パンフレットなどが対象となっています。これは変更さ
れる可能性があります

リリースから1年後に公式訳が発行されるというのは、過去に比べると割と早い
印象です。ちなみに、中国語版や韓国語版は2018年中にリリースされるそうです。
V2.0は「平易な表現を使用する」という改定がなされているので、翻訳も早く行
えるそうです。

とはいえ、現行のV1.3のアプレイザル受付終了期限は2020年3月31日に設定され
ていますので、仮に2019年3月に公式訳が出たとしたら1年しか準備期間がないの
は短すぎるのではないか、というご意見もいただきます。

これについては、V1.3の時は評定の受付期限の延期処置がありましたので、今回
も同様の処置がとられるかもしれませんが、具体的にはまだ未定です。多くの方
が延期を希望すれば、要望が受け入れられる可能性はあります。皆で声をあげま
しょう。

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モデルの補足資料やライセンスについて
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CMMI Model Viewerを購入すると一緒に提供される以下の補足資料:
・採用と移行ガイド
・CMMI DEV V2.0クイックリファレンスガイド
・CMMI DEV V1.3とV2.0のマッピング
はまだ利用できないと前回のメルマガでお伝えしておりましたが、利用可能にな
りました。

CMMI Model Viewer購入者は、CMMI研究所のサイト上の「ダッシュボード」と呼
ばれる自分専用のページにて各種資料にアクセスできます。

上記の補足資料は5月頭の時点で利用可能になっているようなのですが、不具合
でダッシュボードに資料のリンクが表示されないという人も一部いるようです。
実は私がそうだったのですが、CMMI研究所に問い合わせたところ、一週間ほどで
リンクが表示されるようになりました。もし購入したけど表示されない人は、問
い合わせすれば参照できるようになるはずです。

有料になって割高感があるModel Viewerですが、モデルだけではなく、補足資料
が最初から多数付属し、ライセンス保持期間内は新たな資料が入手できます。そ
う考えればオトク感があります。特にV1.3ユーザーにとっては、マッピング資料
の存在は助けになるでしょう。

また、Model Viewerのライセンスは現時点では個人ライセンスのみですが、世界
中から企業向けのライセンスの要望が挙がっているとのことで、近いうちに導入
することを検討している、とのアナウンスが出ています。

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トレーニングと評定チームメンバ資格について
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従来、Introduction to CMMI for Development(開発のためのCMMI入門コース)と
呼称していた3日間コースは、以下の2つのコースを受講する形態に変更になりま
した。

・Foundations of Capability(略称:FOC、2日間)
・Building Development Excellence(略称:BDE、1日間)

FOCはCMMI V2.0のコアとなる要素について学ぶコースです。FOC受講後、BDEを受
講可能になります。BDEは、Developmentのプラクティスについて学ぶコースです。

これらのコースを受講する際に、CMMI Model Viewerの7日間のアクセス権が付与
されます。受講2日前にCMMI研究所から連絡があり、モデルにアクセスできるよ
うになります。受講中はCMMI Model Viewerか、ViewerからダウンロードしたPDF
ファイルを参照しながら受講することになります。

また、FOCを受講すると、CMMI Associate試験の受験資格が付与されます。
CMMI Associate試験は、CMMI研究所のサイト上でオンラインで受験する試験です。
合格することで、CMMI V2.0の評定にチームメンバ(ATM)として参加する要件の一
つを満たします。

V1.3までは、CMMI入門コースに3日間参加しさえすれば、理解の程度はあまり問
われずにATMの要件を満たしましたが、V2.0からはしっかり理解して試験にパス
しないとATMになることができなくなり、少々ハードルが上がりました。ATMに一
番求められるのはCMMIモデルの知識、ということが今回明確に出た形です。

さらに、ATMに求められる経験年数を満たし、リードアプレイザが提供するアプ
レイザルチームトレーニングを受講すれば、ATM資格を得ることができます。

ATMに求められる経験年数もV2.0では一部変更になりました。フィールド経験が
より重視されるようになり、若手ばかりのチームメンバ構成だと条件を満たさな
い可能性が高まりそうです。
・マネジメント経験年数:
  最低1人は5年以上(V1.3では6年以上)
・フィールド経験年数(ソフトウェア開発経験等):
  各自3年以上(V1.3では2年以上)
  チーム平均10年以上(V1.3では平均6年以上)

高成熟度レベルの評定の場合は、Building High Maturity Concepts という、追
加の1日コースの履修も必要になります。

V1.3のATM資格を保持している人が、V2.0の評定にATMとして参加するには、V2.0
のアップグレードトレーニングの受講が必要になります。

V2.0アップグレードトレーニングは、2019年第二四半期(4~6月)にCMMI研究所か
らリリースされる予定で、現時点ではまだ受講できません。

CMMI研究所のサイト上でオンラインで受講できるコースと、インストラクタが
提供するコースの2種類が用意される予定です。FOC同様、アップグレードトレ
ーニングにも、CMMI Model Viewerのアクセス権と、CMMI Associate試験の受験
が付いてきます。

各コースにつきましては、弊社からもご提供できるように現在検討を進めており
ますので、しばしお待ちください。

というわけでまとめますと、CMMI Developmet V2.0のATMの資格を得るには、以
下のことが必要です。
・V1.3のATM資格を持っていない(V1.3の入門コース未受講またはアップグレー
 ド未実施)の場合:
 →Foundations of Capabilityを修了する
  Building Development Excellenceを修了する
  CMMI Associate試験を受験し、合格する
  アプレイザルチームトレーニングを修了する
  経験年数を満たす
 
・V1.3のATM資格を持っている(V1.3の入門コース受講済みまたはアップグレー
 ド済み)の場合:
 →CMMI V2.0アップグレードトレーニングを修了する
  CMMI Associate試験を受験し、合格する
  アプレイザルチームトレーニングを修了する
  経験年数を満たす
 
・上記に加え、高成熟度(レベル4or5)の評定のATMになる場合:
 →Building High Maturity Conceptsを修了する
                                (大久保)
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次号は6月25日配信予定です。

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CMMIおよびSCAMPIは、CMMI研究所の登録商標です。
SEPGおよびIDEALは、カーネギーメロン大学のサービスマークです。
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