事業・サービス

日本の農業を強くする「i-農業®️」

大和コンピューターは、「農業×ICT」で日本の農業が抱える課題を解決していきます。

なぜ、いま、農業なのか?

大和コンピューターが農業に関わり始めたのは2008年です。
日本には世界に誇れる食文化がある一方で、それを支える農業では後継者不足が深刻化しています。
また、優れた農作物をつくる農業技術は、勘や経験に頼ることが多く、マニュアル化や自動化は進んでいません。
これに加えて、温暖化や激甚化する自然災害などによる収量の不安定化などにも対応していく必要があります。
これらの課題を解決するために、大和コンピューターが得意とするソフトウェア開発、SaaS分野のサービスインテグレーションなどのノウハウを活用していくことで、日本の農業を強くしていきます。

”ITと農業の二毛作”で、
仕事をもっと面白く

15年前に農業事業をはじめた頃は、ITという「異業種」のために、話を聞いてくれる農家を探すのにも苦労しました。 しかし現在では、農家との提携、グループ会社による農業法人の設立、M&Aによる規模拡大など、「日本の食を支えたい」という思いは着実に形になっています。 また、日頃はバーチャルな世界で仕事をするIT業界人にとって、農業に接することはリアルな世界とのバランスを取るうえで、非常に有効だと実感しています。加えて、無線ICタグやトレーサビリティー、ECサイト構築など、当社の新しいビジネスを生み出すきっかけにもなっています。 今後もさまざまな形で「IT×農業」を進めていきたいと思っています。

大和コンピューターが目指す農業のすがた

「i-農業®️」とは?

「i-農業®️」とは、ITを活用することで、農業が抱えるさまざまな課題を解決して、新しい農業のスタイルを実現するコンセプトです。 たとえば、属人的な栽培技術をITにより「見える化」「数値化」することで、栽培の自動化が実現できます。

また、灌水・施肥・農薬散布・収穫などの自動化による作業負担の軽減は「農業は重労働」というイメージを払拭します。 さらに、流通も含めたネットワークを構築するなど、農業周辺のビジネスと連携させることでより付加価値の高い農業を実現することが可能になります。

「i-農業®️」は、「農業技術を継承する」「後継者不足を解消する」「食の安全を守る」「食の危機を救う」を実現して、日本の農業を強くしていきます。

ユーザー目線の農業DXを実現

「i-農業®️」では、ユーザー目線、現場視点を重視して、システムの構築から運用までのトータルサービスを提供しています。

ユーザー目線の開発

どのようなシステム開発でも、現場が何をしているかを把握しなければ、「使われるシステム」は構築できません。
大和コンピューターには、農家の言葉で農家のニーズを汲み取れる、農家と会話できるSIerが 「i-農業®️」を担当しています。

栽培のサポート

「i-農業®️」がサポートするのは、システムの構築やメンテナンスだけではありません。 導入した地域に合わせた栽培方法の提案するなどして、お客さまの「農業」をサポートします。

地元自治体、JAとの協力

「i-農業®️」では、農家それぞれとだけではなく、地元自治体やJAなどと協力することで、より付加価値の高い農業の実現を目指します。 小売りや流通を含めたソリューションにより、地域全体の農業を強くします。

ITと農業をつなげる大和コンピューターの技術

生産者の目的に応じた自動潅水を実現する
「潅水制御システム」

農業の課題を見える化する
「農作業記録システム」

これまでの大和コンピューターの農業への取り組み

静岡県で「i-農業®️」によるメロン/トマト栽培

静岡県袋井市にてメロン/トマトの養液栽培を実施しています。

NFCタグ(QRコード)による作業記録

作業者の個人識別、作業内容に応じたNFC(QRコード)を使用し、
農作業の記録を行うシステムを開発しました。

静岡大学との共同研究

画像解析によるメロンの等級判定技能支援システムの開発や次世代栽培システムなど、大学との共同研究を行っています。

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地元自治体、JAとの協力

ICタグ(RFID)によるトレーサビリティーシステムや農作物eコマースシステムなど、自治体やJAと連携した取り組みを行っています。

総務省ICT街づくり推進事業

平成24年度、25年度の「総務省ICT街づくり推進事業」に採択され、その後、袋井市など5地域連携事業へ展開しています。

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i-農業®は(株)大和コンピューターの登録商標です。(登録商標第5243687号)