メールマガジンのご案内

メールマガジン「銀の弾丸ディスパッチャー」

第159号:2017/06/23

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
┃月刊 銀ノ弾丸★ディスパッチャー      ┏┛Optimizing     ┃
┃≪≪プロセス改善のためのCMMI活用≫≫   ┏┛Quantitatively Managed┃
┃                    ┏┛Defined         ┃
┃発行:(株)大和コンピューター     ┏┛Managed          ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┛
新生児を抱く機会があった。新生児というのはだいたい寝ている。寝ているので
特にリアクションがない。それで新生児を抱きながら丸太おばさんのものまねを
した。結構クオリティの高いものまねだったと思うのだが、新生児のママには全
く通じなかった。これも時代の流れか。
                 (VAL SP 2.2 妥当性確認の結果を分析する)

CONTENTS
■検証と妥当性確認の違い


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ピーアール
────────────────────────────────────
『ソフトウェアプロセス改善(SPI)コース』 2017年 7月20日(木)13:30〜18:00
SPIの概要や推進方法を学び、組織のプロセス改善に役立てるためのコースです。
メルマガ読者割引あります。申込時にその旨お伝えください。
http://www.daiwa-computer.co.jp/jp/seminar/SPI.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ピーアール
────────────────────────────────────
『CMMI入門コース』
ハイテクシステム、コンシューマーソフトウェア、またはITハードウェアを開発
しているかどうかにかかわらず、最高品質の製品を納期を遵守して顧客に届くよ
うにしなければなりません。このコースでは、『開発のためのCMMI』を使用して
組織の製品開発作業の有効性、効率性、品質を向上させる方法を学びます。
A) 2017年 8月23日(水)〜25日(金)の3日間
B) 2017年11月15日(水)〜17日(金)の3日間
メルマガ読者割引あります。申込時にその旨お伝えください。
http://www.daiwa-computer.co.jp/jp/seminar/introv1_3.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ピーアール
────────────────────────────────────
大和コンピューターは、CMMI研究所とのパートナ契約の下、公認のCMMIコースや、
CMMIの成熟度レベルを判定する評定手法SCAMPIによるアプレイザル等のサービス
をご提供しております。

▼サービス事例
・組織のメンバにCMMIの概要を伝える、トレーニングコース
・現在のプロセスの改善の機会を明らかにする、ギャップ分析
・改善の機会に対する改善策の検討の参加
・標準プロセスや各種テンプレートの作成活動に対する支援
・御社にインストラクタを派遣して実施するCMMI研究所公認CMMI入門コース

皆様のニーズに柔軟に対応しておりますので、まずはお気軽に下記までご連絡下
さい。
http://www.daiwa-computer.co.jp/jp/consulting/inquiries/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■検証と妥当性確認の違い
────────────────────────────────────
検証と妥当性確認の違いがよくわからないという声をたまに聞く。

検証と妥当性確認は似ているが、異なる課題を扱う。どちらも、レビュー、イン
スペクション、テストを含む点では似ている。

用語集には、次のようにある。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
検証(verification)
作業成果物が明記された要件を適切に反映しているかどうかの確認。
つまり、検証は、『正しく構築した』ことを確保する。

妥当性確認(validation)
提供された (または提供されるであろう) 成果物やサービスがその意図された用
途を充足しているかどうかの確認。
つまり、妥当性確認は、『正しいものを構築した』ことを確保する。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

プラクティスもよく似ている。検証のSG2を除けば、これら二つのプロセス領域
の違いは、検証は作業成果物を扱い、妥当性確認は成果物を扱っているところぐ
らいである。

作業成果物と成果物の違いは、作業成果物は必ずしも最終成果物の一部ではない
ことである。成果物は、顧客または最終利用者への納入が意図された作業成果物
である。

では、作業成果物をレビューしたりテストしたりすれば検証で、成果物をレビュー
したりテストしたりすれば妥当性確認かというとそうでもない。

妥当性確認を遂行するために採用される手法は、成果物だけでなく作業成果物に
も適用できる。

単体テストと結合テストが検証であり、システムテストが妥当性確認であるとい
う考え方もある。

これが正しい場合もあれば、そうでない場合もあるであろう。どのようにテスト
を設計するのかに依存する。

検証も妥当性確認も成果物開発ライフサイクル全般にわたって漸進的に実施され
る。

検証と妥当性確認の両方の活動が同じ環境を使用し同時並行的に実行される場合
もある。

妥当性確認活動には、顧客や最終利用者が関与するという考え方もある。多くの
場合、これは正しいであろう。しかし、顧客や最終利用者が関与しない妥当性確
認もあり、顧客や最終利用者が関与しても、関与の形態によって妥当性確認では
ない場合もある。

妥当性確認は、意図された環境に設置された成果物を実証しなければならないか
というとそうでもない。もちろん可能であれば意図された環境で稼働している成
果物を使用して妥当性確認を遂行したほうがよいが。

すこしややこしくなってしまったが、どのような課題を扱うかが検証と妥当性確
認の主要な違いである。検証は作業成果物が指定された要件を適切に反映してい
るかどうかを確認する。妥当性確認は、成果物が提供されたときに、その意図さ
れた用途を充足するかどうかを確認する。

検証は、作業成果物がそのインプットを適切に反映しているかを確認し、妥当性
確認は、成果物が利用者の観点から意図された正しいものになっているか確認す
るのである。

例えば、簡単に言うと、ユーザマニュアルのレビューといっても、間違ったこと
が書いてないか確認するのが検証で、最終利用者が理解でき正しく操作できるよ
うに書いてあるか確認するのが妥当性確認である。

さて、最後にクイズを提示する。
どれが検証で、どれが妥当性確認であろうか?

1.顧客と共に、正式なデザインレビューを実施する。
2.システムエンジニア、ソフトウェアエンジニアとQAがピアレビューを行う。
3.フィードバックを得るために、顧客に対してプロトタイプの実演を行う。
4.納入前に、成果物の正式なテストを行い、顧客とQAがテストに立ち会う。
5.構成要素を統合し、システムをテストする。

答えを確認したい方は、ぜひCMMI入門コースで議論して頂きたい。
                                 (穴田)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次号は7月25日配信予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CMMIおよびSCAMPIは、CMMI研究所の登録商標です。
SEPGおよびIDEALは、カーネギーメロン大学のサービスマークです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

購読はこちらから

CMMI®を実装していくために役立つ情報、CMMI関連のニュースやイベント情報、イベントレポートなどを無料でお届けいたします。また、ソフトウェアプロセス改善についての意見交換の場としても活用していきたいと思っております。
配信は月1回(25日頃)を原則といたします。
まぐまぐによる配信 メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。
※『まぐまぐ!』から発行しています。 
メルマ!による配信 規約に同意して登録する 解除する
 
melma! 利用規約
大和コンピューターによる配信 メールアドレスを入力してボタンを押すと登録・解除できます。
個人情報の取り扱いに同意して


お問い合わせ

CMMI導入に関する各種サービスについてのお問い合わせはこちら

ページの最上部へ